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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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沖 勝治さん急逝

 沖さんが9月21日、心筋梗塞で亡くなりました。77才でした。
 沖さんは苅田町の元町職労の委員長を長くやっていて、その頃から草の根通信の読者でもありました。
 その後、苅田町の町長を3期。苅田町というのは火力発電所・セメント工場・日産・トヨタなどたくさんの大企業が集中している町で、九州で唯一、国の助成なしに自立している豊かな町で、だから逆に金を巡る様々な思惑が交錯する難しい町です。そんな町の町長を3期、金に腹の中まで汚されることなく務め終えて、勇退後はさらりと元の自分に戻った人です。環境問題や有機農業、そしてハンセン病問題、憲法9条の会など、彼のその後の活動は多岐多彩です。
 築城基地前での「2の日」の座り込みにも時々来てくれました。8月2日にも来てくれて、ちょうどこの日、広島のピースサイクルの人たちが築城を通過するので昼食を兼ねた交流会をした時、沖さんも参加して、とても元気で饒舌だったのに…。あの日の沖さんが私の見た最後の沖さんになってしまいました。

渡辺ひろ子『私信 づれづれ草』NO.11(2008.10.2発行)より転載
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コラムタイトル一覧(2008.11.10)


農に関する研究活動や日々の想いをスタッフが随時アップしていきます。
言いつづけるには元気がいる(前編)/片倉和人
言いつづけるには元気がいる(後編)/片倉和人
都会で大豆を・・/吉野馨子
農本主義のこと① /片倉和人
農本主義のこと②農本思想研究会の開催通知 /片倉和人
農本主義のこと③岩崎正弥著『農本思想の社会史 生活と国体の交錯』 /片倉和人



人に関する研究活動や日々の想いをスタッフが随時アップしていきます。
二つの雑誌(上)創刊号/片倉和人
二つの雑誌(中)終刊号/片倉和人
二つの雑誌(下)出会い/片倉和人
いま流行りのカタカナの職業(前編)/片倉和人
いま流行りのカタカナの職業(後編)/片倉和人
村の暮らしと女性たち(1)-バングラディシュの村から(その1)/吉野馨子
村の暮らしと女性たち(1)-バングラディシュの村から(その2)/吉野馨子
村の暮らしと女性たち(1)-バングラディシュの村から(その3)/吉野馨子


くらし
くらしに関する研究活動や日々の想いをスタッフが随時アップしていきます。
内戦の地にも人々の暮らしがある(上)/片倉和人
内戦の地にも人々の暮らしがある(中)/片倉和人
内戦の地にも人々の暮らしがある(下)/片倉和人
「気違い農政周游紀行①」部落の側から農政をみると/片倉和人
「気違い農政周游紀行②」寓話のような二つの世界/片倉和人
「気違い農政周游紀行③」コメの味で嫁を釣れ/片倉和人
「気違い農政周游紀行④」生物に餌食あり/片倉和人
「気違い農政周游紀行⑤」国内生産だけの食卓/片倉和人
「気違い農政周游紀行⑥」先生は協定を結んでいますか/片倉和人
「気違い農政周游紀行⑥」女のくだらない話/片倉和人
バングラデシュ 村の植物誌/吉野馨子
バングラデシュ 村の植物誌/吉野馨子
おだやかな表情のゆくえ(上)タイ国の農村を一日歩く/片倉和人
おだやかな表情のゆくえ(中)若者のビジョンが示すもの/片倉和人
おだやかな表情のゆくえ(下)「先進」国の責任/片倉和人


風倒木
これまでむらや暮らしのなかで学んできたことを、農村だけでなく社会全体に生かす途を考えてみたい。森川辰夫さんのコラムです。
「農村生活」時評①
「農村生活」時評②
「農村生活」時評③
「農村生活」時評④
「農村生活」時評⑤ "生活に迫ることはできたか-学会の印象あれこれ-"
「農村生活」時評⑥ "果樹女性の活躍の姿を読んで"
「農村生活」時評⑦ "山村の再生を願う"
「農村生活」時評⑧ "有機・展示圃場をあちこちに"
「農村生活」時評⑨ "半田舎暮らしの道路つき合い"
「農村生活」時評⑩ "郷土食の生まれと育ち"
「農村生活」時評11 "緊急事態下の生活をまもる"
「農村生活」時評12 "多様な季節を生きるくらしを"
「農村生活」時評13 "積み重ね100回ということ"
「農村生活」時評14 "食にどうせまるか"
「農村生活」時評15 "献立はどこへ?"


のふう草
農婦と農風のふたつの意味を込めた「のふう」と、名もない「草」でありたいと願う、福田美津枝さんのコラムです。
平成の現代も田んぼの水争い
Aさんに教えてもらったこと[いたどり]
Aさんに教えてもらったこと[お茶]
Aさんに教えてもらったこと[くさぎ]
おばあさんの味に孫も大満足・じゃが芋の煮付け
農と人とくらし研究センターの設立
くさぎを知る会 ありがたい好評・思わぬ反響
イノシシ出没 田んぼを守れ!
原野に戻る田んぼ
若きセールスマンの芋作り
学ぶことの楽しさ…古文書研究会
暮らしの智恵の煮込みうどん
若きセールスマンの芋ほり
米のことあれこれ-米缶の話-
米のことあれこれ-新米の話-
干し物いろいろ
くさぎの展示
スクっと立つほうれんそう
しょうえ(漬物入り納豆)
洞を歩く
味覚に成長なし・たまねぎの季節
日替わりスープを楽しむ・たまねぎの季節
ひな祭りコンサート
再び普及員に
5月の行事と食べもの-端午の節句 5月5日-
5月の行事と食べもの-田植えぼち-
5月の行事と食べもの-田植え終いの祝い-
声で伝える食への思い
弘法さま
野山にはお宝がいっぱい!
涙笹のかご編み
環境保全のために川の草刈?
お盆の七色汁
土用餅を食べる会
土用餅復活!大勢で食べる楽しさ
お日様の贈り物・干しなすと干しきゅうり


づれづれ草
北九州で農業にたずさわる渡辺ひろ子さんのコラムです。
敗北宣言
歩いています
無職の自分
自主独立農民という仕事
楽農ぐらし
小鳥
国家の品格
酪農連大会
ドクターヘリ
暑いゾーッ!!
松下竜一さんの演劇・始動
オバサン化
鳥・とり・トリ
新家族です
智頭町
(無題)


リレーコラム
広く会員の方々からいただいた農山漁村の人々のくらしに関するご意見等を掲載していきます。
土 ・ 根 ・ 水 ・ 光 ・ 葉 ・ 色 ・ 空 ・ 種 ・ 風
■ 「開発」・暮らし・文化人類学 No.0000/富田祥之亮
■ 「開発」・暮らし・文化人類学 No.0000-1 「開発」の概念の変化/富田祥之亮
■ 「開発」・暮らし・文化人類学 No.0000-2 ジェンダーと「開発」/富田祥之亮
■ こんにちは/井上照美
イギリスの休日(PDF版)
■ イギリスの休日 vol.1/井上照美
■ イギリスの休日 vol.2/井上照美
■ イギリスの休日 vol.3/井上照美
■ イギリスの休日 vol.4/井上照美
■ イギリスの休日 vol.5/井上照美
■ イギリスの休日 vol.6/井上照美
■ 農人研設立報告へのお礼状 /西山未真

カテゴリー

農に関する研究活動や日々の想いをスタッフが随時アップしていきます。

人に関する研究活動や日々の想いをスタッフが随時アップしていきます。

くらし
くらしに関する研究活動や日々の想いをスタッフが随時アップしていきます。

風倒木
これまでむらや暮らしのなかで学んできたことを、農村だけでなく社会全体に生かす途を考えてみたい。森川辰夫さんのコラムです。

のふう草
農婦と農風のふたつの意味を込めた「のふう」と、名もない「草」でありたいと願う、福田美津枝さんのコラムです。

づれづれ草
北九州で農業にたずさわる渡辺ひろ子さんのコラムです。

あわくらのくらし・百姓
小松展之さんは還暦になってから故郷の中国山地で百姓のくらしを始めました。その16年をふりかえった体験記です。

リレーコラム
広く会員の方々からいただいた農山漁村の人々のくらしに関するご意見等を掲載していきます。
 土 ・ 根 ・ 水 ・ 光 ・ 葉 ・ 色 ・ 空 ・ 種 ・ 

農・人・くらし

- 仕事と稼ぎ
農山漁村では、自然のリズムを生かし、自然に働きかける「仕事」をとおし、いろいろな恵みを得てきました。このなかで、いろいろな技や知恵が生まれてきましたが、それはまた、厳しい自然の中で人々が自立して暮らしていくために不可欠なものでもありました。その一方、市場経済の浸透により、現金を得る「稼ぎ」の比重は増えていきます。むらのくらしを「仕事」と「稼ぎ」の視点から、考えます。

- 男衆、女衆
男、女、子ども、お年寄り、障害のある人など、地域に住むさまざまな人たちが、性別や年齢などに縛られず、それぞれの力を発揮し、認め合い、協力し合うことによって、さらにその力が増していく。そんな農山漁村のくらしのあり方を考えます。

くらし - ハレとケ
農山漁村の暮らしは、日常的なリズムと季節的なリズムをもち、ハレ(儀式や祭などの非日常)とケ(ふだんの日々の生活)が混ざりながら営まれ、その営みには、地域の人々とのむすびつきも不可欠でした。このような農村の暮らしに再び焦点をあて、考えます。

「気違い農政周游紀行⑦」 女のくだらない話

body.jpg 「女性は子供を産む機械」と言って批判を浴びた厚生労働大臣がいた。柳沢という名の男の政治家だった。彼はあわてて発言を撤回して、反省していると弁明したが、それを聞いて、私の妻は、女が何に腹を立てたのか本当に分かっているのだろうか、と訝っていた。彼の失言は他人事でない。
 妻の言うところによれば、出産は機械のように簡単にできるものではない、という反発だけでなく、女は他にもたくさん大変なことを背負っているのに、たった一つの機能(役割)だけにスポットが当てられている点が許せないのだという。極言すれば、大臣は「女は子宮だ」と言ったも同然なのだろう。男女の差異をことさら強調しただけにとどまらず、人間という生身の総体を、頭や手足や胃袋というふうに、バラバラな部位に切り離して論じてしまったのである。
 「男は仕事に没頭すると、それ以外のことはすべて女のくだらない話に聞こえる。」
 私が発したこの一言で、調査に同行してくれていた地元の女性の普及員さんの顔色が一変した。生活関係の農業改良普及員だった。彼女の口から「私は今ここからすぐに帰りたい気分」と、きつい非難の言葉が続いた。忘れもしない、「家族経営協定」の調査を始めて一年目、北海道富良野の畑作農家におじゃまして家族を前に聞き取り調査を行っていたときのことである。それまでは、男女共同参画推進に関する仕事は、自分にその資格がないと思って避けてきた。しかし、2004年、職場が変わったこともあり、家族経営協定の効果に関する調査研究を私が担当するはめになった。
 あのときの彼女の態度から、そんな発言をする人は家族経営協定の調査をする資格がない、という強いメッセージを受け取った。彼女に指摘されなければ、自分の口から無意識に出た「女のくだらない話」という言葉の意味をその後何度も問い直すことはなかったと思う。
 今日の時代、没頭しなければならない「仕事」(「稼ぎ」といいかえてもいい)に就いているのは、なにも男に限ったことではない。だから、ことさら「女の」と言わなくてもよかったと思われるかもしれない。しかし、問題なのは、「くだらない」と感じている話の中身の方であり、それには女性が深く関わっている。
 私たちの生活は実に多くのこまごまとした事柄から成り立っている。今夜の夕食のおかずを何にするか、子供が受験する進学先をどこにしたらいいか、町内会から通知のあった一斉清掃にでられるか。妻が語りかけてくるこうした話を、私は、時にぼんやりとした心持ちで聞き、しばしば聞き逃すこともあった。
 自分がどういう意識をもって暮らしていたか。20年間妻が私の何に怒っていたのか。情けない話だが、北海道の普及員さんに指摘されて、ようやく分かった気がした。私は、生活というものを軽視していたのである。
 個々の家事労働に関しては、対等とまではいかなくても、相応の分担を果たしてきたつもりでいた。しかし、会社に経営者と労働者がいるように、家庭を管理と労働の二つの部門から成り立つ組織とみるならば、家庭生活において、私は実際の労働は分担していたかもしれないが、管理責任の方はほとんど放棄していたに等しかったのである。
 全くもって遅い気づきだったけれど、気づかないでいるよりずっとマシであった。だから、家族経営協定と北海道の普及員さんにはとても感謝している。

片倉和人

無題

tori.jpg 寒いっ。ついこの前まで暑い暑い言っていたのに、猛暑が永遠に続くかとさえ思っていたのに、急に寒くなって、夜眠れなくて毛布を取り出したり…。
 今、外は豪雨です。台風15号の影響で一昨日の夜からずっと降り続いています。今年はまだ台風が一つも九州に上陸していません。15号もなんとか逸れてくれることを祈っています。
 ( ↑ これを30日深夜に書いて、朝になったらピカピカ晴天。暑いっ!)
 今朝、犬の散歩に出かけて、雨の中を歩きながら、「こんな日は小鳥たちは森の木陰でひっそりと冷たい雨に耐えているんだろうなぁ、と思っていたら、こんな雨の中でも電線や枯れ木の先っぽなんかにとまって、チッチッと鳴いているのがけっこういました。羽毛に包まれているから寒くないんだろうけど…。
 相変わらず鳥を眺め、鳥の声を耳で追っています。まだ、なかなか声を聞き分けることは出来ないです。でも、モズだけは姿でも声でも分かるようになりました。
 最近はヒヨドリの大群が本当に騒がしくあちこちに大移動して、他の鳥の声が聞き取れません。まるで暴走族です。
 窓の側のビワの木に設置したエサ台の上の古古古古米に寄って来ていたスズメたち、9月に入ったらパッタリ姿を見せなくなりました。どうして?
 よく考えてみたら、こんな古米食べなくても見渡す限りの田んぼに新鮮な米がたわわに実っているんだよなぁ、と納得。
 あ、そうそう、窓辺のビワの木に一度だけ一瞬だけどシジュウカラが来たんですよ。9月19日の昼でした。キャーッうれしい!って、本当に鳥バカになりつつあります。
shirami.jpg 大分県国東半島でニワトリを飼っている大熊さんが先日、写真を送ってくれました。エサ台に置いたミカンをメジロがついばんでいるアップの写真です。望遠カメラをセットして、車の陰からじっと待って撮ったのだそうです。とてもきれいな写真でした。ああ、こんなの見ると私も望遠つきの一眼レフのカメラ欲しくなるなぁ。
 わが家の裏の竹藪にキジが住んでいて、よく家のすぐ側を悠然と歩いていたりします。私の「押すだけ簡単」カメラでは小さくしか写せません。無念!
 それからそれから、前号に書いた名前のわからない「高くて大きな声でとてもバリエーション豊かな鳴き方をする鳥」の声のテープを中津の鳥のプロ○丸S子さんに聞いてもらいました。「ガビチョウではないかと思う」とのことでした。「画眉鳥」と書いてガビチョウだそうで、外来種だそうです。インターネットにも載っていて、それによるとどうやら他の鳥の声マネもするようで、だからあんなに鳴き方のバリエーションが豊富だったんだね。このガビチョウ、繁殖期が終わったのか最近は声が聞こえません。
 なお、セミの声が完全に消えた今、虫の声が昼も夜も押し寄せるようで、うるさい!と叫びたくなるほどです。「田舎は静かでいいねぇ」なんて、とんでもない誤解です。田舎もにぎやかです。

渡辺ひろ子『私信 づれづれ草』NO.11(2008.10.2発行)より転載

智頭町

 朝日新聞に智頭町のことが大きく出ていました。智頭町というのは鳥取県八頭郡にある町で、私の育った町と同じ郡の端と端に位置します。山林ばかりの町で昔は林業で栄えて、金持ちの多い町でした。舟木一夫と和泉雅子の映画『絶唱』の撮影場所になったところです。林業衰退とともに力を失い、過疎化が進んでいました。
 その智頭町の寺谷誠一郎(64歳)という町長を先頭に、過疎を生かした町づくりで注目を集めているというのです。
 鳥取を離れてほぼ40年。鳥取も変わって行きつつあるのですね。
 さて、智頭町ですが、「みどりの風が吹く 過疎の町を目指して」をスローガンに森林や田園を活かしての町づくりを始めているという。寺谷町長曰く、「私たちの目の前には、田んぼや畑がありますからねえ。国に何か頼むよりは、自分たちで汗をかかなくちゃと思うんですよ」「若者、よそもの、ばか者が町づくりのエネルギー。こんど100人委員会をつくって、直接、住民に町政参加してもらう。20歳から80歳まで、女性も35人。ぜひ、この町に疎開にいらっしゃい。政治から逃げていらっしゃい」
 いいですねえ。「政治から逃げていらっしゃい」いいですよ。
 前に紹介した出雲の佐藤忠吉さんの「お上の権威主義とは縁をもちたくない」に通じる自主独立の精神です。しかも、政治から逃げろ!というとても柔らかな強さがいいです。防衛予算にしがみつく築上町とはえらい違いです。一度、智頭町に行ってみたくなりました。

渡辺ひろ子『私信 づれづれ草』NO.11(2008.10.2発行)より転載

新家族です

koneko.jpg

 
 次女(同居中)が犬の散歩の途中、汚い子猫を拾って来ました。(小学生か?お前は!いい年して…)
 目がやっと開いたくらいで、痩せて小さくて、牛乳も一人で飲めません。スポイトでやってみたけれど、あまりうまくいかなくて、次に注射器の針のないやつでやったら、何とか少しは飲めるようになりました。「どうせすぐに死ぬよ」と言ってたけど、意外にたくましく生き延びるので、とうとう子猫用の哺乳瓶まで飼うはめになりました。
 この子猫、私は老眼でよく見えないのだけれど、娘の目で見ると「シラミとシラミの卵がギッシリ!」だそうで、シラミ駆除の薬まで買いまして、振りかけてはシャンプーを娘がせっせとやっています。でも「成虫は減ったけど卵が捕れない」と、半月以上経った今も駆除を続けています。
 で、名前がついに「シラミちゃん」になってしまいました。
 手足が細くて長くて、その手足を踏んばって、寝転んだ娘の腹や脚をよろよろと歩き回るようになって、私も観念してわが家の新しい家族として迎え入れる気持ちになっています。
 わが家にはもう相当なババア猫がいて、洋猫の雑種のため毛が長く、それがどんどん抜けて、家中、猫の毛だらけ状態なのです。だからこのババア猫(ぼろ雑巾のようなのでボロという名)が死んだら、もう猫は飼わないぞ、と思っていたのに、まだボロが健在なうちに、次の猫が来ちゃったよ。しかも、またメス。わが家の生き物は全部メス!本当に全部メス!

プレーリードッグのメスもいます これも相当のババアです
 
渡辺ひろ子『私信 づれづれ草』NO.10(2008.8.31発行)より転載

 ※注: イラストの子猫サイズ 縦約13.5cm×横約7.5cm

農と人とくらし研究センター

Research Institute for
Rural Community and Life
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