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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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無題

tori.jpg 寒いっ。ついこの前まで暑い暑い言っていたのに、猛暑が永遠に続くかとさえ思っていたのに、急に寒くなって、夜眠れなくて毛布を取り出したり…。
 今、外は豪雨です。台風15号の影響で一昨日の夜からずっと降り続いています。今年はまだ台風が一つも九州に上陸していません。15号もなんとか逸れてくれることを祈っています。
 ( ↑ これを30日深夜に書いて、朝になったらピカピカ晴天。暑いっ!)
 今朝、犬の散歩に出かけて、雨の中を歩きながら、「こんな日は小鳥たちは森の木陰でひっそりと冷たい雨に耐えているんだろうなぁ、と思っていたら、こんな雨の中でも電線や枯れ木の先っぽなんかにとまって、チッチッと鳴いているのがけっこういました。羽毛に包まれているから寒くないんだろうけど…。
 相変わらず鳥を眺め、鳥の声を耳で追っています。まだ、なかなか声を聞き分けることは出来ないです。でも、モズだけは姿でも声でも分かるようになりました。
 最近はヒヨドリの大群が本当に騒がしくあちこちに大移動して、他の鳥の声が聞き取れません。まるで暴走族です。
 窓の側のビワの木に設置したエサ台の上の古古古古米に寄って来ていたスズメたち、9月に入ったらパッタリ姿を見せなくなりました。どうして?
 よく考えてみたら、こんな古米食べなくても見渡す限りの田んぼに新鮮な米がたわわに実っているんだよなぁ、と納得。
 あ、そうそう、窓辺のビワの木に一度だけ一瞬だけどシジュウカラが来たんですよ。9月19日の昼でした。キャーッうれしい!って、本当に鳥バカになりつつあります。
shirami.jpg 大分県国東半島でニワトリを飼っている大熊さんが先日、写真を送ってくれました。エサ台に置いたミカンをメジロがついばんでいるアップの写真です。望遠カメラをセットして、車の陰からじっと待って撮ったのだそうです。とてもきれいな写真でした。ああ、こんなの見ると私も望遠つきの一眼レフのカメラ欲しくなるなぁ。
 わが家の裏の竹藪にキジが住んでいて、よく家のすぐ側を悠然と歩いていたりします。私の「押すだけ簡単」カメラでは小さくしか写せません。無念!
 それからそれから、前号に書いた名前のわからない「高くて大きな声でとてもバリエーション豊かな鳴き方をする鳥」の声のテープを中津の鳥のプロ○丸S子さんに聞いてもらいました。「ガビチョウではないかと思う」とのことでした。「画眉鳥」と書いてガビチョウだそうで、外来種だそうです。インターネットにも載っていて、それによるとどうやら他の鳥の声マネもするようで、だからあんなに鳴き方のバリエーションが豊富だったんだね。このガビチョウ、繁殖期が終わったのか最近は声が聞こえません。
 なお、セミの声が完全に消えた今、虫の声が昼も夜も押し寄せるようで、うるさい!と叫びたくなるほどです。「田舎は静かでいいねぇ」なんて、とんでもない誤解です。田舎もにぎやかです。

渡辺ひろ子『私信 づれづれ草』NO.11(2008.10.2発行)より転載
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