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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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『さかなやの四季』

 中津の梶原得三郎さんが松下竜一さんの『草の根通信』に連載していた「さかなやの四季」とそれに続く「ボラにもならず」。この二つをこのほど一冊にまとめて、海鳥社から出版されました。505ページのずっしりと分厚い本ですが、一気に読めるし、またヒマヒマに2~3章ずつ読んでもいい内容です。
本の帯には
 「どう生きるか、そのことを暮らしの中で考える。・・・35歳のときに松下竜一氏と出会い、豊前火力発電所建設反対運動を担う。海面埋め立て阻止行動で逮捕され、37歳で失職。さかな屋となる…。環境への権利を問う闘いを展開した著者が"闘いの日々"と暮らしを綴る。」
と書かれています。
 梶原夫妻を少しでも知る人にとってはなかなかに楽しい場面が満載です。高校時代の同級生だった二人の結婚に至る経過も得さんの当時のラブレターなども挿入されていて、ヒューヒューって感じです。美男美女梶原夫妻の結婚式の写真もドカッと入っていますよ。
 ぜひぜひお買い求め下さい。得さん自身がどうも「売る」という行為に消極的過ぎるので、傍から、要らぬおせっかいで、懸命に宣伝しているところです。

『さかなやの四季』  海鳥社
梶原得三郎・著(3200円十税)

渡辺ひろ子(元・酪農家)
『私信 づれづれ草』NO.44(2012.7.28発行)より転載

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