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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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鳥日記(2012.11)

 去年は渡り鳥がとても少なくて寂しい冬でしたが、今年は多いです。いつもより早くジョウビタキがやって来て、シロハラ、ツグミもたくさん来て、とてもにぎやかです。渡り鳥ではないけれど、ヒョドリやカワラヒワやメジロ、エナガなども群れで家の近くを飛び回るので、もう、うれしくて声に聞き入ってしまいます。
 近所に大きな楠の木があって、たくさんの鳥が集まってきます。先日、朝の犬の散歩の時、その木に向かって一羽の鳥が猛スピードで行くのを見ました。あっ、ハヤブサだ!楠の木から何十羽もの小鳥たちがワッと四方に散りました。その中の一羽(たぶんツグミ)がハヤブサに追われて山へ逃げたけど、おそらく捕まっただろうと思います。ハヤブサだって生きていくための狩りだから、仕方ないことなのだけど、長い旅を生き抜いてやっとたどり着いて何日もしないでハヤブサに食われてしまうツグミの身の上が哀れで「見たくないものを見てしまった」感でどんよりしちゃいました。

渡辺ひろ子(元・酪農家)
『私信 づれづれ草』NO.46(2012.11.30発行)より転載
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