農・人・くらし
NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム
変な人たち
田川研という人が書いた『蝶も蛾もうつくしい』という本をわざわざ注文して買いました。要するに「蝶は美しいから誰にも好かれ、蛾はその反対に嫌われる。でもよく見てごらん。蛾も美しいんだよ」という「蛾賛美」本です。オオシモフリスズメという蛾がいるそうです。この蛾は、止まる時に羽をぴったり体に沿わせ、腹部を真上に反らせて止まるのだそうで、それを「なんてカッコいいんだ。まるでチョコレートパフェじゃあ!」などという人たちがいて、そのオオシモフリスズメを捕まえるために、夜明けの高速道路のサービスエリアにわざわざ出かけていくのだ、というようなことが書かれています。(注)
鳥師匠変態三丸さんに言わせると「虫に夢中の人たちが一番変!」だそうです。まぁ、五十歩百歩と思うけど…。
世の中、変な人たちがあちこちにひっそりと変な暮らしをしていて、その結果、世の中そのものが変な方向に流れ込むのを防いでいるのかも知れないと思うのです。
変態万歳!
鳥師匠変態三丸さんに言わせると「虫に夢中の人たちが一番変!」だそうです。まぁ、五十歩百歩と思うけど…。
世の中、変な人たちがあちこちにひっそりと変な暮らしをしていて、その結果、世の中そのものが変な方向に流れ込むのを防いでいるのかも知れないと思うのです。
変態万歳!
(注)夜、明かりに集まって来て、朝落ちていたりするらしい
渡辺ひろ子(元・酪農家)
『私信 づれづれ草』NO.29(2010.10.13発行)より転載
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