忍者ブログ

農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

近況を知らせる手紙(上)

 岐阜市の西で、ハウストマトとスイートコーン、梨と柿の果樹園を経営している○子さんから、トマトとスイートコーンに添えて近況を尋ねる手紙がきました。これからは野菜つくりを始めると宣言したので「野菜苗は育っているか」「草との戦いには負けていないか」などと書かれていた、その手紙への返事です。私の近況をごっそり書いたので、皆様にも近況をこの返事でお知らせします。
 
e359dc90.jpg 今日もまた雨になりました。
 たくさん、トウモロコシとトマトを送っていただいて、ありがとうございました。
 わが家のトウモロコシは、昨日、夫が、第1回播きのものを、2つだけ色んでいるから、採って茹でるようにと言いましたが、たった2つばかり茹でてもしょうがないと思って、そのままにしていました。その後播いたもののヤングコーンがかごにたくさん採ってきてあるので、今日はその始末(剥いて茹でておく)をするつもりでした。だから、今日は送ってもらったトウモロコシをゆでて食べます。ありがとう。トマトもまだ色んでいないので(雨が多いせいか、なかなか色まない)、嬉しいです。今、早速1個かぶりつきました。ああおいしい。夏の香りがします。今、一番忙しいという時なのに、お手数をかけて申し訳なくも、ありがたく戴きます。

 一般の野菜は、母が作るので、私はブラジル野菜(トマト、ナス4種類くらい、ズッキーニ、ピーマン2種類、カボチャ、オクラ、レタス、つる菜みたいなもの)を育てています。その他には山クラゲ、バジル。これらは、ブラジル野菜を種から育てている可児市の方に貰った苗です。ナス、オクラ、ピーマン、ズッキーニが成り出しています。バジルもレタスも食べていますが、もうトウが立ち始めました。
 そのほか、親戚のおばさんがくれた赤だつの里芋、隣のおばさんがくれた里芋、友人に貰ったゴマと落花生の種、オクラとモロヘイヤの苗、5~6年前に栽培したそばの種をまいています。これが、なかなか順調には育たず、普及センターにいた時、もっとしっかり、普及員さんの教えを聞いておけばよかったと後悔しています。
 畑を起こす小さな管理機は今年買ったので、起こすことは楽ですが、畝を立てるのが大変で、畑を見に来た別の友人が、「後家畝」だと笑いました。支柱を立てるのも女の仕事なので、自分でも、これが支柱になるのかと心配、ちょっとの風でも倒れそうです、今のところは大丈夫だけど。でも、ブラジル野菜は、日本のピーマンやナスと違って、芯が太く丈夫なので、最初に建てた支柱よりもしっかりと立っています。

 畑は、家から離れたところで、ずーっと何も作っていなかったところへ、畑の作り土だと言われて土を入れて貰ったら、石混じりのガラガラ土で、起こす度に石が出てきて、雨が降るとまた石が出てきて、大変な畑ですが、母が来ることができないところなので、思うように、好きなように畑作りができます。
 発酵した鶏糞堆肥を入れて、山から肥料袋に入れて運んできた腐葉土を入れて、少しだけ化成肥料を入れて作っています。

『ひぐらし記』No.22 2009.7.20 福田美津枝・発行 より転載
PR

農と人とくらし研究センター

Research Institute for
Rural Community and Life
e-mail:
Copyright ©  -- 農・人・くらし --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ