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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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活性化ということ(1994.4)

 何かというと活性化という言葉が使われる。中身が曖昧なままに。山村では、若者の定着ということもいわれる。一種の無いものねだりに思える。我が村で、若者の居場所とすると役場、農協、森林組合、郵便局、村公社それに若干の事業所とみてよい。
 戸数500戸の中から、何人の若者が働けるか、せいぜい100人というところか。そうすると、8割方は若い人の居ない家という事になる。やがて、空き家が目立つということになりかねない。村ではセカンドハウス構想を打ち出しているが、そうでなくて、高齢者定住対策をもっと進めてもよいと思う。
 京阪神地区を対象に、定年後の高齢者に呼び掛け、定住をはかれば、質の違った村の活性化が生まれよう。(あわくら通信第5号)

小松展之
『むらのくらしからみえること』(2009年4月15日発行)から
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