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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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江南からのメッセージ

me.jpg 中国山地のあわくらを、あわくら通信(第14~32号)に「むら私論・第1部」として「このむらのくらしの1年」という形で、このむらのくらしを、このむらの今日まで・このむらのなかの公的なこと・限界集落の高齢者などと、幾つかの切り口にして纏めました。
 「むら私論・第2部」はこのむらでの百姓のくらしの16年を、「農業は自然の循環系の中で営まれる生産活動」として、稲作り、野菜栽培など身辺のくらしの中でどれだけ実践できたか検証してみようと思います。実践という点では、何かと問題が残りましたが、楽しめたという点では十分だったと思います。
 山間地域という言葉があります。過疎ということが話題になり始めた1960年代から既に半世紀になろうとしています。限界集落ということも最近では新聞、TVでも度々取り上げるようになり、高齢者問題とも重なっております。
 ただ、具体的な山間地域の高齢化した集落の実際は伝わってきません。もっと現実とあり様に就いても情報が発信されてよいと思っています。
 高齢者になった身になってみると、高齢者の孤独という点では、山間地でも平場でも変わりが無いようです。むしろ、山間地の方が、相互の交流があるのかもしれません。

小松展之『あわくら通信』第33号(2007.12.25発行)より転載
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農と人とくらし研究センター

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