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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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暑いゾーッ!!

 言っても仕方ないけれど暑いですねぇ。
 連日、35度だ、37度だ、38度だと、とても人間が生きていけるとは思えない気温が続いて、まさに日本列島は熱帯に含まれてしまったかのようです。息をするのもイヤというくらいの暑さです。
 みなさん、何とか生きてますか?(と、この前振りは決して通信の発行が遅くなったことの言い訳なんかではありませんよ。)
 冷房入れると心も財布も痛むので、扇風機で熱風をかき混ぜて我慢しています。何もする気になれず、汗まみれでトドのように転がっています。
 雨らしい雨がずーっと降らないので、トラクターでガーッと鋤いたまま放置している畑に雑草も生えません。
 相変わらずの夜更かし朝寝坊生活で、愛犬ランの散歩はお日様カンカン照りの8時頃です。こんなに暑くても野道や田んぼや池や雑木林にはとてもたくさんの生き物たちがいて、にぎやかです。今朝見つけた生き物を家に帰ってから思い出して書き上げてみました。名前の分からないものは図鑑で調べました。
 クロアゲハ・モンシロチョウ・モンキチョウ・ギンヒョウモン・ヒメジャノメ・シジミチョウ・アキアカネ・シオカラトンボ・オニヤンマ・コシアキトンボ・ハラヒロトンボ・イトトンボ・イナゴ・バッタ・アシナガバチ・ニイニイゼミ・アブラゼミ・クマゼミ・ツノゼミ・カエル・オタマジャクシ・アメンボ・ミズスマシ・ジャンボタニシ・フナ・ヘビの死体・カラス・ハト・セッカ・スズメ・小鳥(スズメより小さいピイピイルゥピッピと鳴く小鳥。たぶんホオジロと思う。)
 小鳥は何種類か見たようで、でもまだ姿で見分けることも声を聞き分けることも出来ません。
 最近、草の根の会のメンバーの中津の○丸S子さん(鳥や虫や草木のプロ)に鳥の声のCDを借りてコピーして、車の中で聴いています。なかなか覚えられないし、聞き分けられません。でも、例えば、ウグイスのホーホケキョという有名な声はいわゆる「さえずり」で要するにオスの繁殖期の鳴き声であって、地声は低く濁った声でギョッギョッと短く鳴く単調なものだと初めて知りました。このCD、丁寧な解説付きでなかなかのすぐれものです。
 せっかく自然豊かな田舎に住んで、たくさんの生き物に囲まれて暮らしているのだから、少しは彼らと親しんでみたいと思うのだけど、特に鳥は難しいです。種類も多いし、姿や声も様々で、しかも、じっと止まって姿を見せてくれることはマレなので・・・。
 「初心者は、探鳥会などに参加して詳しい人に教えて貰いながら、実際に見て聴くのが一番」と○丸S子さんの弁。
 この前、○丸さんに会った時、「田んぼの上の高い所をヒッヒッヒッと機械が擦れ合うような声で鳴きながらヒュンヒュンと飛ぶ小さい鳥」と聞いたら「それはセッカ」。「真っ黒な胴の真ん中に大きな真っ白な点が一つあるトンボ」と聞いたら「それはコシアキトンボ」と即答。もう、ソンケイノマナザシ・・・・・・です。
 植物図鑑は何冊も、そして野鳥図鑑も一応持ってます。昆虫図鑑がしょぼいのしかないので、今度買おうと思ってます。
 オタクをめざすぞぅ!
 (最近、セミの大合唱に遮られて鳥の声があまり聞けません。セミもまぁ鳴く理由があって鳴いているのだろうから、我慢するけれど、でも、本当に暑苦しい声ですねぇ。)

渡辺ひろ子『私信 づれづれ草』NO.9(2008.7.31発行)より転載
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