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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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イギリスの休日 vol.2

(3)9月28日(ロンドンからカーディフへ)
 

uk08.jpg ロンドン⇔カーディフの汽車の往復券を購入。一人約13,000円。福井⇔関空で11,000円と比較するとひどく高い。(イタリアでは汽車賃はもっと安価だった!) だが、さすが鉄道の国、汽車は速い。2時間で約230kmを走る。写真はロンドンパディントン駅。ロンドン中心部から離れるにつれ、車窓からは羊、牛、馬がのどかに草を食む牧場が広がる。
 カーディフにはウェールズ国民議会が設置されるウェールズの首都。さすがに賑やかな町。駅名にも両方の表示があったが、いたるところに英語と一緒にウェールズ語も表示されている。
 宿(トラベロッジカーディフセントラルホテル)に荷物を預け、まずはカーディフマーケットを見学。肉・魚・野菜・菓子・惣菜・日用雑貨・アクセサリーに混じって飲食するコーナーもある。もっと驚くことには、飲食コーナーの隣にペット屋さんもある。鳥類、うさぎ類、さすがに犬猫はいなかったが。写真は野菜を売る店の一つ。野菜の種類はアジアの市場に比べ少ない。もちろんペット屋さんには袋に入った餌もたくさん販売されている。
 コーニッシュパイを購入。電子レンジであたためてくれる。パイ皮にはやはりラード使用。脂でぎとつく感じ。
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野菜を売る店の一つ

 市街の真ん中に位置する「カーディフ城」。イギリス人の書いたガイド本では1世紀半ばの基礎に19世紀に再建されたためか評価はさほど高くない。
 しかし、石でできた城は子供の頃読んだアヌセーヌルパンの「そっくりな家をモチーフにした話」などを思い出す。城の中は精巧な壁画や化粧室、童話の描かれた子供部屋など目を見張るものばかり。広間は結婚式に貸し出しも可と案内の女性は説明を加えた。
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uk13.jpg 城の庭には何故か孔雀が
 10数羽自由に飛び回っている。
 城の地下食堂ではお茶も提供される。



 インフォメーションでもらった地図を頼りにレンタカーの場所を探す。市内のミレニアムスタジオ(1999年のラグビー・ワールド・カップ用)を回ってAVISへ辿り着く。古くから石炭の積み出し港でにぎわった町カーディフもこうしたスタジオ設置などといった国策で活気を取り戻しているという。
 FIAT(イタリアの車)を予約。金曜から日曜の朝まで借りて78ポンド。(約19,000円。このうち22ポンドは保険料。日本と同じくらいの金額とのこと。)、車も借りて明日の予定を考えながら 市内のBARにて夕食をとる。
 ローストチキンとラムステーキどちらも若い兄ちゃんが調理してくれる。オープンの調理コーナーには電子レンジ、オーブンなど並んでいるが、野菜の付け合せはいずれもチンらしい。ローストチキンも何度もオーブンを開け閉めしていたが、所々黒こげパサパサ味。付け合せのフライドポテトはたっぷり。ホテルは100室もあるりっぱなものだったが、残念なことに夜中2時頃、隣接するBARが喧しかった。

井上照美
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農と人とくらし研究センター

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