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農・人・くらし

NPO法人 農と人とくらし研究センター コラム

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鳥日記 (2009.10)

mizosoba.jpg 福岡市の和白干潟にミヤコドリが9羽飛来した、と新聞に写真入りで載っていました。ぜひ見に行かなくっちゃ。
 で、先日、バイトの休みの日に次女と車で出かけました。
 和白干潟に私はまだ行ったことがありませんでした。で、和白にわりと近くに住む友人真紀ちゃんに案内を頼みました。
 車を近くに乗り入れることが出来ない地理にあり、重いカメラバッグを下げて少し歩きました。とてもいい天気で、汗をかきかき歩いてやっと干潟に下りることは出来ました。
 でも、遠くにカモやアオサギやカモメがいて、その中のどれがミヤコドリか、私には判別出来ません。きょろきょろしていると、突然、8~9羽の黒っぽい鳥がぱたぱたと海の中道の方へ飛んで行きました。
 「今のがミヤコドリだったと思おう」ということにして、急に潮が満ちてきた干潟を後にしました。
 海の中道から志賀島を一周しました。志賀島は金印が出土したといわれる所です。岩場にウミウに混じってクロサギもいました。クロサギを見るのも初めてです。(ウミウと思っていたら、写真を見て、鳥プロ三丸さんが、「これはクロサギ」)
 和白から2日後、こんどは、三丸さんのお誘いで中津市の八面山に「ハイタカの渡り」を見に行きました。ハイタカは今の時期、朝鮮半島から越冬のために九州・四国などに渡って来るのだそうです。「希少生物研究会」の主要メンバーである三丸さんは特に鷲鷹大好きなので、「渡り」の時期にはほとんど毎日、八面山の山頂で双眼鏡覗いて、数を数えてノートに書き込んで一日を過ごしています。
 北風の日がいい、ということだったけど、この日は穏やかで無風だったので3羽しか見られませんでしたが、写真も何とか撮れました。
 ジョウビタキもたくさん帰ってきたし、カモやカモメも増えて、鳥好きにはいい季節になって来ました。犬の散歩コースの雑木林にもいろんな鳥がいてたのしみです。ところが、ここを宅地造成するとかで、地鎮祭がありました。ええっ、この林をつぶしてしまうの? こんなところ宅地で売り出したって家を建てて住む人いないだろうに・・。牛舎のすぐ横だもの。臭いし、ハエは多いし。でも、鳥はいっぱいすんでいるんだよ。

渡辺ひろ子(元・酪農家)『私信 づれづれ草』NO.20(2009.10.31発行)より転載
 

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